T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
サンゲツ リアテックの接着力データ・下地別 引き剥がし試験結果
サンゲツ リアテックの下地別接着力(N/25.4mm)を公式技術資料準拠で解説。プライマー無:4.7〜34.8/プライマー塗布:29.0〜40.6。シナベニヤ/石膏ボード/ケイ酸カルシウム板/メラミン焼付鋼板/塩ビ鋼板/アルミニウム/ステンレス/モルタル/ガラスの代表値と、プライマーRP-100/RA/RS塗布前提条件・オープンタイム1時間・180°剥離試験の詳細を掲載。
ANSWER / まず結論から
リアテックの接着力って実際どれくらい強いのは、条件を分けて確認します
プライマー塗布なしでも下地により概ね4.7〜34.8N/25.4mm、プライマー塗布で29.0〜40.6N/25.4mmまで向上します。シナベニヤ・モルタル・ガラス等への密着が高く、ケイ酸カルシウム板はプライマー塗布が必須レベル(4.7→30.6N/25.4mm)。石膏ボードはプライマー塗布で12.4N/25.4mm程度ですが、これは上紙が材料破壊する数値(下地紙が先に剥がれる)です。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
剥離試験
接着確認
粘着面
下地比較
リアテックの接着力って実際どれくらい強いので確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101代表値(プライマー無/プライマー塗布): シナベニヤ 13.4 / 35.6 、石膏ボード 11.3 / 12.4 (※上紙の材料破壊・下地紙が先に剥がれる)、ケイ酸カルシウム板 4.7 / 30.6 、メラミン焼付鋼板 18.7 / 36.4 、塩ビ鋼板 34.8 / 33.5 、アルミニウム 21.2 / 34.8 、ステンレス 21.6 / 35.1 、モルタル 21.8 / 37.5 、ガラス 22.6 / 40.6 。
- 202プライマー塗布の効果:多孔質下地(ケイ酸カルシウム板・モルタル等)や金属(メラミン焼付鋼板・アルミニウム・ステンレス)で大きく改善します。塩ビ鋼板のように元々粘着相性が良い下地ではプライマー塗布の上乗せは小さい(34.8→33.5でほぼ同等)結果が出ています。
- 303ケイ酸カルシウム板への注意:プライマー無の4.7N/25.4mmは極めて低く、剥がれ・浮きの原因になります。 ケイカル板下地ではプライマー(RP-100/RA/RS)塗布を前提条件として施工してください 。
- 404石膏ボードの数値の読み方:プライマー塗布後12.4N/25.4mmという数値は「上紙(下地の表面紙)が先に破壊された値」であり、リアテックの粘着剤と下地紙の界面接着は実質それ以上。下地紙ごと剥がれる前提なので、補修時は下地ごと交換の発想になります。
- 505注意事項:上記は試験結果であり保証値ではありません。商品により若干異なります。実下地・実環境では数値が変動するため、初使用下地ではテスト施工を推奨します。
出典
サンゲツ_リアテック施工マニュアル_2024年1月改訂.pdf
サンゲツ_リアテック_接着力技術資料_2021年.pdf
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