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化粧フィルムQ&A

根拠資料から確認する施工Q&A

3MダイノックDGシリーズ(デザインガラスフィルム)の施工方法と飛散防止性能

3MダイノックDGシリーズ(デザインガラスフィルム)は柄面に粘着剤を持ち、ガラス裏面に水貼り(機械貼り推奨)で施工してガラス越しに意匠を見せる内装専用フィルムです。ガラス貼付で不燃認定NM-2396に適合する一方、JIS A 5759:2016に定める飛散防止性能はありません。施工温度12〜38℃・重ね貼り不可・現地水貼り非推奨等の3M公式取扱説明書(IB-DIN-009 2024年11月)準拠の要点を解説します。

Q114 3MダイノックDGシリーズ(デザインガラスフィルム)の施工方法と飛散防止性能(3M公式取扱説明書準拠)の施工イメージ
ANSWER / まず結論から

DGシリーズ(デザインガラスフィルム)はどう貼るは、条件を分けて確認します

DGシリーズは柄面(意匠面)に粘着剤を持つ内装専用フィルムで、ガラス裏面に水貼り(機械貼り推奨)で施工し、ガラス越しに意匠を見せる製品です。ガラスに貼付することで不燃認定NM-2396に適合しますが、JIS A 5759:2016に定める飛散防止性能はありません。施工推奨温度は12〜38℃、重ね貼り不可、現地での水貼りは非推奨で、工場で完全乾燥を確認してから現地納入する施工が推奨されています。


GALLERY / 道具と作業のイメージ

DGシリーズ(デザインガラスフィルム)はどう貼るで確認したいポイント


DETAIL / もう少し詳しく

判断ポイント

  • 101製品の基本構造:基材=意匠付き特殊塩化ビニル樹脂、粘着剤=アクリル系感圧型粘着剤、剥離フィルム=剥離処理ポリエステルフィルム。 柄面(意匠面)に粘着剤がある のが通常のダイノックと異なる最大の特徴で、ガラス裏面に貼ってガラス越しに意匠を見せます。製品サイズは幅1,220mm×長さ25m。
  • 202施工方法: 機械貼り(水貼り)を推奨 。施工推奨温度は12〜38℃。フィルムの重ね貼りは不可。施工液は中性洗剤を使用(アルカリ系洗剤は粘着剤が黄変する可能性)。剥離フィルムを剥がした際にフィルムが収縮する場合があるため、予めカットする場合は大きめにカットします。 現地での水貼りは非推奨 (接着力が十分に上がらない/異物混入リスク/水残り不具合のため)。工場等で完全に乾燥したことを確認した後に現地に納入することが推奨されます。
  • 303飛散防止性能: ありません (JIS A 5759:2016に定める飛散防止性能はなし)。ガラスへ貼り付け意匠性を付与することを目的とした製品です。ただしフロートガラスへの接着力は30N/25mm(JIS A 5759:2008の飛散防止フィルム規格値4N/25mmを大きく上回る)を有し、ガラスの重量を支えるのに十分な接着力があります。
  • 404不燃認定: ガラスに貼付することでNM-2396(不燃材料・金属板を除く・平成12年建設省告示第1400号)に適合 。アクリルやポリカーボネートなどのプラスチックに貼付した場合は不燃認定に適合しません。
  • 505ホルムアルデヒド発散建築材料:国土交通省ホルムアルデヒド発散建築材料の規制対象に含まれていないため大臣認定番号の対象ではありませんが、 F☆☆☆☆相当 の製品です。
  • 606使用環境制限:屋外・屋外に面した窓・常時高温になる環境・密閉空間など熱がこもりやすい場所への施工は不可。直射日光のあたる環境は熱割れやフィルム劣化の原因となるため要注意。頻繁に水分と接触する場所(水中・温泉・サウナ・温水プール等)での使用は非推奨。

出典

3Mダイノック_デザインガラスフィルム製品説明書_PB-DIN-015_R5_2020年5月.pdf 3Mダイノック_デザインガラスフィルムDGシリーズ取扱説明書_IB-DIN-009_2024年11月.pdf 3Mダイノック_デザインガラスフィルム_フロートガラス接着力_DS-DIN-015-A_2016年7月.pdf

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