T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
ダイノックEcoシリーズRC施工で気を付けること
3MダイノックEcoシリーズRC(ポリエステル系・厚さ約0.1mm)の施工注意点を3M公式取扱い注意資料準拠で解説。平滑下地専用・3次元曲面/屋外/MDF等収縮基材は施工不可・突き合せ貼り非推奨・目透かし貼りまたはDボード工法推奨・重ね貼り時のプライマーDP-900N3塗布等、スタンダード品と異なる扱いをまとめました。
ANSWER / まず結論から
Eco RC施工で気を付けることはは、条件を分けて確認します
平滑な下地専用で3次元曲面・屋外・収縮基材(MDF等)には施工不可、突き合せ貼り非推奨(目透かし貼りまたはDボード工法推奨)、薄くコシが弱いためシワ・折れ・裂けに特に注意し、重ね貼り時はプライマーDP-900N3を塗布します。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
下地処理に使う材料と道具
平面貼り
目透かし
施工後の仕上がり
Eco RC施工で気を付けることはで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101施工可否(下地と環境):Eco RCはポリエステル系で伸縮性がなくシワが吸収されないため、3次元曲面・屋外・高温多湿場所・MDF等収縮基材には施工不可です。下地のわずかな不陸も拾うため、平滑な金属やアルミパネル等の下地、またはDボード工法を推奨します。
- 202貼り方:突き合せ貼りは重なりやすく白く目立つため非推奨です。代わりに目透かし貼り(隙間を意図的にあけて貼る)またはDボード工法を推奨します。
- 303プライマー塗布(重ね貼り時):重ね貼り時は3MプライマーDP-900N3を予め貼り付ける面に塗布します。マットコーティングのサンディング除去は不要ですが、プライマーがはみ出ると光沢が出るため必要部分のみに塗布してください。
- 404シワ・折れ・裂けへの注意:薄くコシが弱いためシワ・折れ・裂けが発生しやすく、生じたシワ・折れは加熱しても回復しません。スタンダード品(塩ビ系)のような柔軟性に頼った施工はできません。
- 505カッター作業:カッターによる切り込み時はマスキングテープを貼ってゆっくり動かしてください。ポリエステル系のため裂けやすく、勢いよく動かすと切り口が乱れます。 重要な選定ポイント:Eco RCはサステナビリティ重視の現場向けですが、施工性面ではスタンダード品より制約が多いため、下地条件・工法・道具操作の3点をスタンダード品とは別物として組み立てる必要があります(素材構成・厚みの違いはQ103、清掃方法はQ105で解説)。
出典
3Mダイノック_EcoシリーズRC_リサイクルコンテンツフィルム製品説明書_PC-0283_2025年3月.pdf
3Mダイノック_EcoシリーズRC取扱い注意_スタンダード品との違い_P070498_2024年6月.pdf
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