T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
ラフ合板(荒材)に塩ビシートを貼る正しい手順
ラフ合板(表面が荒い未仕上げ合板)に塩ビ化粧フィルム(ダイノック・リアテック等)を貼る正しい手順を、3Mダイノック施工マニュアル(2022/11改訂)・サンゲツ リアテック施工マニュアル(2024/1改訂)準拠で解説。シーラー全面塗布・全面パテ・#180-240研磨・プライマー塗布の急所を一気にまとめました。
ANSWER / まず結論から
ラフ合板(荒材)に塩ビシートを貼ることはできますかは、条件を分けて確認します
そのままでは不可です。ラフ合板は多孔質下地に分類されるため、シーラーで吸い込み止め→全面パテ→#180-240で研磨→プライマー塗布、と平滑化してからでないと施工できません。失敗回避のポイントは「下地の凹凸が見えなくなるまで平滑化」することです。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
施工ポイント
施工前の見極め
手順を分けて進める
施工後の仕上がり
ラフ合板(荒材)に塩ビシートを貼ることはできますかで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 1ラフ合板(=表面が荒い未仕上げの合板)は多孔質下地に分類され、塩ビシートの直貼りは不可です。
- 2表面の凹凸が大きく、そのまま貼ると凸凹が透けて貼り跡が見える、粘着剤が下地に吸い込まれて接着力が出ない、という失敗が起きます。
- 3施工する場合の手順は、(1)清掃(粉塵をエアブロー除去)→(2)シーラー全面塗布(吸い込み止めのため、合板系は2度塗りが基本)→(3)全面パテで凹凸を埋め段差0.5mm以内に整える(ファイバーテープ併用が安心)→(4)#180-240サンドペーパーで平滑化→(5)アルコール清掃→(6)プライマー塗布→(7)シート貼り、です。
- 4シートは0.15-0.25mmと薄いため、凸凹が残れば確実に表面に出ます。
出典
3Mダイノック_施工マニュアル_2022年11月改訂.pdf
サンゲツ_リアテック施工マニュアル_2024年1月改訂.pdf
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