T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
塩ビシートの施工適正温度は何度ですか?
塩ビ化粧フィルム(ダイノック・リアテック・オルティノ)の施工適正温度を、3社公式マニュアルから整理しました。共通基準は12〜38℃(リアテック最適20〜25℃・オルティノ15〜35℃)。低温・高温時の対処と下地温度の確認方法も解説します。
ANSWER / まず結論から
施工適正温度は何度ですかは、条件を分けて確認します
塩ビ化粧フィルムの施工適正温度は、ダイノック(3M)が12〜38℃、リアテック(サンゲツ)が12〜38℃で最適20〜25℃、オルティノ(アイカ工業)が15〜35℃(グロスタイプは20〜35℃)です。室温・下地温度・シート温度のいずれもこの範囲内に揃えることが条件で、10℃以下では粘着力低下、35℃超の直射日光下では位置直しが効きにくくなります。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
材料温度の確認
壁下地温度の確認
スキージーでの空気抜きと圧着
室内温度の確認
施工適正温度は何度ですかで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101塩ビ化粧フィルムの粘着剤は温度依存があり、低温では初期接着力が出にくく、高温では位置直しが効きにくくなります。
- 2023社の公式マニュアルでは、3Mダイノックは下地適合表で「施工温度範囲12〜38℃」、サンゲツ リアテックは施工マニュアル(2024年1月改訂)で「施工温度12〜38℃・最適20〜25℃」、アイカ工業 オルティノは施工説明書(2026年4月版)で「作業環境の温度15〜35℃(グロスタイプは20〜35℃)」と規定されています。
- 303重要なのは「室温・下地温度・シート温度のすべて」が範囲内であること。
- 404空気温度だけ高くても下地が冷えていると粘着力が出ません。
- 505冬季に10℃以下まで下がる現場では、ジェットヒーターまたはエアコン暖房で施工前1〜2時間の予熱が必要です(下地温度を温度計で直接測定して確認)。
- 606夏季に35℃超・直射日光下では、シートが下地に強く食いつき過ぎて位置調整が困難になるため、時間帯をずらして下地が冷めてから貼ります。
出典
3Mダイノック_適用メンテナンス及び剥がし方法_下地適合表.pdf
サンゲツ_リアテック施工マニュアル_2024年1月改訂.pdf
アイカ工業_オルティノ施工説明書_2026年4月.pdf
MATERIAL / フィルム選びと注文へ
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