T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
ダイノックMTシリーズの清掃・メンテナンス方法と傷/汚れの復元手順
3MダイノックMTシリーズ(艶消し)の清掃・メンテナンス方法を3M公式取扱い注意資料準拠で解説。清潔な柔らかい布での乾拭きを基本に、傷は時間経過や水拭きでの復元、油脂汚れは3Mクリーナー20(IPA)使用、硬い布や有機溶剤NGなど、艶消し面特有の注意点をまとめました。
ANSWER / まず結論から
MTシリーズの清掃方法はは、条件を分けて確認します
清潔な柔らかい布で乾拭きが基本です。ある程度の傷は時間経過や水拭きで復元することがあり、油脂等の強固な汚れは3Mクリーナー20(IPA:イソプロピルアルコール)を布に十分湿らせて拭取ります。硬い布や有機溶剤は表面の特殊コーティングを傷めるため使用しないでください。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
ウエスでの下地清掃
傷確認
ウエスでの下地清掃
施工後の仕上がり
MTシリーズの清掃方法はで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101日常清掃の基本:フィルム表面の清掃は清潔な柔らかい布(3Mスコッチ・ブライト マイクロファイバークロス等)で乾拭きしてください。乾拭きは特殊コーティング層を傷めにくく、日常メンテナンスの第一選択です。
- 202注意事項(やってはいけない事):硬い布、有機溶剤、表面を傷つけたり変質させる薬剤は使用しないでください。特殊コーティング層が損傷する恐れがあるためです。また、表面の付着物によっては乾拭きでも傷が付く可能性があるため、砂粒等が乗っている場合は先にエアで吹き飛ばす等の配慮が望まれます。
- 303傷ができた場合の復元:ある程度の傷は時間とともに復元する傾向にあります。さらに清潔で柔らかい布で水拭きをすると、より短期間で復元します。ただし、硬い物などで表面の特殊コーティング自体が損傷した傷は復元しないため、取扱いには注意が必要です。
- 404汚れがついた場合(軽度):清潔な柔らかい布で水拭きしてください。これで除去できる汚れは多くあります。
- 505汚れがついた場合(強度・油脂等):油脂汚れなど強固な汚れが付着した場合は、清潔な柔らかい布に3Mクリーナー20(IPA:イソプロピルアルコール)を十分湿らせてから拭取ることで回復する傾向にあります。フィルム表面に直接吹きかけると痕になって見える場合があり、特に濃色柄では白っぽい痕が目立つ傾向にあるため、必ず布側に湿らせてから使用してください。
- 606製品流通過程でつく軽微な跡:出荷作業中等に製品に「フィルム取扱い時の手の跡」や「フィルム取扱い時の擦れ跡」が一時的に付く場合がありますが、手の跡は清潔な柔らかい布で軽く水拭き、擦れ跡は約20℃環境で30分〜1時間程度暫く時間を置く、もしくは清潔な柔らかい布で軽く水拭きで消える場合があります。 重要な選定ポイント:MTシリーズは選定段階で傷や汚れが目立ちやすい場所(頻繁に人の手が触れる箇所、物が衝突する箇所、衝撃が加わりやすい箇所)を避けることが推奨されています(選定時の注意はQ109、施工時の注意はQ110で解説)。
出典
3Mダイノック_MTシリーズ取扱い上の注意_DK-12-2_2021年10月.pdf
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