T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
ダイノックMTシリーズ施工で気を付けること
3MダイノックMTシリーズ(マット仕上げ)の施工注意点を3M公式取扱い注意資料準拠で解説。スキージング圧力で白い押し跡・突き付けジョイントの開き目立ち・カッター切込みでの裂け注意・MT上への重ね貼りはプライマーDP-900N3塗布・NU-MT全品番/DW-1892MT/AE-1928MT/1959MTは重ね貼り回避等、艶消し特有の取扱いをまとめました。
ANSWER / まず結論から
MTシリーズの施工注意点はは、条件を分けて確認します
基本施工はダイノックフィルムに準じますが、スキージング圧力で白い押し跡が残りやすく、突き付けジョイントの開きが目立ちやすい・MT上への重ね貼りはプライマーDP-900N3塗布(NU-MT全品番/DW-1892MT/AE-1928MT/1959MTは表面エンボスが粗いため重ね貼りは避ける)・VM-MTシリーズはカッター切込みで裂けやすく、点状の光沢違い赤ラベル箇所は使用しない、が要点です。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
斜光確認
ジョイント
端部や取り合いの納まり
重ね貼り準備
MTシリーズの施工注意点はで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101スキージング時の白い押し跡(対象:VM-MT全製品/PS-1870MT/SU-MT濃色3製品 SU-2231・2234・2235MT):施工時のスキージング圧力で表面が白い押し跡のように見える場合があります。後述のQ111清掃・メンテナンス方法で対応できますが、施工中の過度な押圧は避けてください。
- 202スキージーへの保護テープ貼付(対象:VM-MT全製品/PS-1870MT/SU-MT濃色3製品):入隅や突合せ等でスキージーを使用する場合は、傷付き防止のためスキージーに平滑で滑りの良い保護テープ(推奨:3M PTFEテープ5480、5490など)を貼ってください。
- 303Dボード工法等の重ね合わせ注意(対象:VM-MT全製品/PS-1870MT/SU-MT濃色3製品):Dボード工法などにおいて保管及び輸送時にフィルム表面同士を重ね合わせると傷がつく場合がありますのでご注意ください。
- 4043次元曲面・過度の加熱による変色変質(MTシリーズ共通):3次元曲面への施工はご留意ください。過度の加熱により表面の特殊コーティングが変色・変質する場合があります。
- 505重ね貼り時のプライマーDP-900N3(MTシリーズ共通):MTシリーズの上に3Mダイノックフィルムを重ね貼りする場合、予め貼り付ける面に3MプライマーDP-900N3を塗布してください。ただしNU-MT全品番、DW-1892MT、AE-1928MT、1959MTは表面エンボスが粗いため重ね貼り自体を避けてください。
- 606突き付けジョイントの開きが目立つ(MTシリーズ共通):他のシリーズと比べ艶を抑えているため、突き付けジョイントの開きが目立つことがあります。設計段階で目地割や貼り方を検討してください。
出典
3Mダイノック_MTシリーズ取扱い上の注意_DK-12-2_2021年10月.pdf
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