T E C N E S T M A T E R I A L G U I D E
化粧フィルムQ&A
根拠資料から確認する施工Q&A
ダイノックフィルムの普段のお手入れ方法
3Mダイノックフィルムの日常清掃方法を、メーカー公式メンテナンスマニュアル(IB-DIN-001 R1)準拠で解説。水拭き・中性洗剤による基本清掃、落ちにくい汚れへの3Mクリーナー20・イソプロピルアルコールの使い方、シンナー等の有機溶剤・強アルカリ/強酸性洗剤・研磨剤入り洗剤の使用不可理由、AR/MT/Ecoシリーズ等の特殊シリーズで追加の注意が必要な理由をまとめました。
ANSWER / まず結論から
ダイノックって普段のお手入れどうすればいいは、条件を分けて確認します
日常清掃は水拭きまたは市販の中性洗剤(希釈)で対応します。シンナー等の有機溶剤・強アルカリ性/強酸性洗剤・研磨剤入り洗剤は使用不可です。落ちにくい汚れには3Mクリーナー20またはイソプロピルアルコールを使用できますが、AR(キズ防止)・MT・Eco RC・抗ウイルス抗菌PV・ホワイトボードシリーズは追加の注意があり、光沢系シリーズは柔らかい布で軽く拭くなど擦り傷対策が必要です。
GALLERY / 道具と作業のイメージ
ウエスでの下地清掃
ウエスでの下地清掃
表面質感
メンテ道具
ダイノックって普段のお手入れどうすればいいで確認したいポイント
DETAIL / もう少し詳しく
判断ポイント
- 101基本の日常清掃:水拭きまたは中性洗剤を希釈して、柔らかい布・スポンジで拭き取り、最後に清水で洗浄剤を除去します。汚れが付着して日が浅いうちに拭き取るのが基本です。長時間放置した汚れほど落ちにくく、表面を傷めるリスクも高くなります。
- 202落ちにくい汚れへの対処:中性洗剤で落ちない汚れには、3Mクリーナー20、スコッチブライト シャープシューター汎用クリーナー、またはイソプロピルアルコールが使用可能です。布に取って軽く拭き、必ず清水で残液を除去します。
- 303使ってはいけない薬剤(重要):「アルコール以外の溶剤(シンナー等)は絶対に使用しないでください」とメンテナンスマニュアルに明記されています。具体的には、シンナー・ラッカー薄め液・ベンジン・アセトン等の有機溶剤、強アルカリ性洗剤(漂白剤・カビ取り剤の一部)、強酸性洗剤(サンポール系等)、研磨剤入り洗剤(クレンザー等)は使用不可です。これらはフィルム表面の塩化ビニル樹脂やトップコートを侵し、白化・変色・光沢喪失・粘着剤の浮きの原因になります。
- 404硬いブラシ・スチールウールは使わない:ナイロンたわし・スチールウール・硬いブラシ・スクレーパーで擦るのは厳禁です。表面に擦り傷が入り、後から拭いても消えません。柔らかい布(マイクロファイバー等)・スポンジの柔らかい面を使ってください。
- 505特殊シリーズの追加注意(必読):以下のシリーズは外観や性能変化のおそれがあるため、
- 606の3Mクリーナー20・スコッチブライト汎用クリーナー・イソプロピルアルコールも避ける必要があります。 ・AR(キズ防止)シリーズ:表面ハードコート層を傷める可能性 ・MTシリーズ:艶消し意匠が拭き跡として残るおそれ ・Eco RCシリーズ:再生原料含有でクリーナー成分の影響を受けやすい ・抗ウイルス抗菌PV:機能層が薬剤で変質するおそれ ・ホワイトボードシリーズ:書き消し機能が低下するおそれ これらのシリーズは水拭き+中性洗剤までで運用するのが安全です。
出典
3Mダイノック_メンテナンスマニュアル_IB-DIN-001_R1_2020年1月.pdf
3Mダイノック_適用メンテナンス及び剥がし方法_下地適合表.pdf
MATERIAL / フィルム選びと注文へ
品番選定は各メーカーサイトがおすすめシートが決まっている場合は、下の入口から購入・自動積算へ進めます。
色柄や品番を選ぶ段階では、メーカー公式サイトで質感・用途条件をご確認ください。品番・数量・寸法が見えてきたら、下の2つの入口から進めます。
