ガラスフィルムQ&A

熱源のカットを行う効果となります。夏場に有効的であり、太陽光の光源の中の赤外線（熱領域）のカットを行います。熱源カット効果はフィルムによって違いがあり、カタログ表記の遮蔽係数の数値が低い程効果の高い製品となります。

冬場に有効の効果となり、熱移動を抑える事が出来ます。熱は高温側から低温側に物体から移動致します。冬場のガラスで考えますと、暖房で温められた熱がガラスを通して外部に熱が移動します。そうすると、暖房で暖められた熱が外部に逃げてしまう為に室内温度が保ちにくくなる事をフィルムを施工する事により熱移動を軽減致します。熱移動の数値としてカタログ表記の熱還流率が熱移動の数値となり、数値が少ない程、熱移動が少なく断熱効果が見込める製品となります。

明るさを取り入れる際に重要な光源として可視光線があります。可視光線は太陽光の中でも明るさの光源となり、可視光線が多く入る事で部屋に明るさが入光致します。眩しさ軽減を目的とされた場合は可視光線透過率（カタログ表記）の数値の少ない方が有効となります。

防犯フィルムで重要な指標としてＣＰメークの認可を受けているかが重要となります。ＣＰマークとは警察庁、国土交通省、経済産業省および関係する民間団体で構成される「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」では、防犯性能試験において5分以上侵入を防ぐことのできるものを、「防犯性能の高い建物部品」と定め、その目録を公表しています。[防犯性能の高い建物部品目録]に掲載された部品には、「CPマーク」（Crime Prevention=防犯）を表示することができます。

施工は現場に弊社作業者が伺い施工致します。施工は水を噴霧し行います。その際に養生は行いますが、ガラス近くにある電子機器類は予めご移動お願いし伺います。寸法確認・フィルムカット・清掃・施工の手順で行い、施工後は水残り現象による養生期間を経て定着致します。※水残り現象は発生しますが、時間の経過とともに減少します。

太陽光源の中でも紫外線は人体の影響が多くあり、日焼けや劣化促進など紫外線は大敵となります。そんな中、スリーエムジャパンのフィルムはＵＶカット率９９％が殆どであり、寸法確認・フィルムカット・清掃・施工の手順で行い、施工後は水残り現象による養生期間を経て定着致します。※水残り現象は発生しますが、必ず時間の経過とともに減少します。

ガラスが直射日光を受けると、日射熱によってあたためられた部分が膨張します。一方、ガラス周辺のサッシに埋め込められた部分や影の部分はあまり温度が上昇しません。あたためられた部分が次第に膨張していくのに対し、周辺部や影の部分にはあまり変化がないので、周辺部付近に引張応力が発生します（熱応力）。ガラスフィルムを貼付するとガラスの日射熱吸収率が高まり、サッシ埋め込み部分などのガラス周辺部との温度差が大きくなります。そのために、熱割れが発生する可能性が高くなります。特に、直射日光を多く受ける部分に日射熱吸収率の高いフィルムを貼ろうとする場合には、様々な要因を検討して熱割れを回避する必要があります。熱割れについての保証は行っておりませんのでご注意下さい。

※熱割れは、冬の晴れた日の午前中に起こりやすくなります。サッシ周辺が冷え切っているのにガラス面は日射を十分に受けて温度が上昇するので、大きな温度差が生じて熱応力も大きくなるからです。

飛散防止フィルムは、日本工業規格JIS A 5759を満たすガラス飛散防止性能や、ガラス貫通防止性能を持つ透明フィルムです。万が一の地震や台風などでガラスが割れても破片の飛散を低減し、ガラス周りの安全性を向上させることができます。（製品により性能が異なります。）また、人がガラスに衝突した際にもガラスの飛散を低減することで、人々の安全性を向上させることができます。

内貼り使用した場合の耐久性は、垂直面使用約10年～15年の耐久性を有してます。

基本的には濡らした柔らかい布で軽く水洗いか、窓ガラス清掃用のゴム製ワイパーでの清掃メンテナンスとなります。※乾拭き厳禁です

ガラスの仕様上で内貼りが出来ない等で外部側（外貼り）に施工する場合はフィルム選定にあたり、外貼りが可能な製品の施工となります。その場合、おおよその耐久性は垂直面使用5～7年となります。

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